私たち不倫...だよ
私のことを
好きだと言ってくれる彼に
申し訳なくて
"独身じゃなくてごめんね"
"これは不倫...だよ"
こんな風に
言っていました。
彼は不倫したいわけでも
人妻を寝とってみたいわけでも
ありません。
ただ "◯◯がいい"
と、私の名前を呼んで
抱きしめてくれるのです。
名前さえ
家人に呼ばれなくなってしまった
心の空っぽな私に
突き刺さるような
愛を与えてくれます。
もうこのまま抱かれて眠りたい....
嬉しくて
涙が出そうになりながら
彼の抱きしめてくれた腕の中で
目を閉じ
ただその温かみを
感じます。